ホロスコープには、「トランスサタニアン」と「アウタープラネットピープル」という用語があります。
「トランスサタニアン」とは、天王星・海王星・冥王星の3つの天体のこと。
「アウタープラネットピープル」は、太陽・月・アセンダント・MCにトランスサタニアンが多くアスペクトしてる人。
らしい。
というわけで自分のホロスコープを見てみると
太陽には、冥王星が90度
月には、天王星が90度
MCには、(広くとって*)冥王星が0度*・天王星と海王星が60度
…と、私は完全に「アウタープラネットピープル」です。
※ちなみに「広くとって」というのは完全にピッタリ0度というわけではなく、5度くらい離れてるということです。
占い師さんによって、5度くらいまでなら0度として見てもいいという方もいるようなので。
5度離れてると、ゆる〜く影響あるよ〜くらいだと思います。
※ただ、私の場合は
MCの支配星が冥王星
つまり
「ゆるく0度になっている影響」
「支配星になっている影響」
の両方が重なっているので、どっちがどのくらいの影響なのか判断ついてないです。
閑話休題。
当時、ホロスコープを勉強し始めて一番最初注目したのは、太陽と月
前回の記事で、私の太陽と月はグランドトラインに入っていて、このグランドトラインに90度の天体があるから、その90度の天体と衝突して安定的な循環が止まってるんじゃないか?と書きました。
その90度の天体のうち、影響力が大きいのが、天王星と冥王星です。
まずは太陽と冥王星
太陽に対して冥王星が90度になっていると、いろいろ恐ろしいと言われているようですが…
個人的な体感でいえば、常識が通じないといえます。
私の太陽は7ハウスにあるので、結婚やパートナー、契約の場でそれは起きます。
現在、私がお付き合いしてる方は身体障害を持っている方です。
十中八九、土星的常識からは離れているでしょうが、非常に安定してます。(むしろ常識から外れているからこそ安定していると言っても過言ではない)
もちろん相性を見ることができるシナストリーでバッチリ相性がいいのもありますが、もし世間一般の常識に囚われていたら出会うことすらなかっただろうな〜としみじみ思います。
あと死生観が一致していたのも大きいです。
シナストリーで見ると、お互いの8ハウスにお互いの太陽が入ります。
シナストリーを知っていると分かりますが、強固なパートナー関係です。
太陽のサインは乙女座で、本来真面目で完璧主義なところがありますし、7ハウスということで他人に完璧さを求めていた頃もありました。
何を持って完璧といえるのか、勝手に思い描く理想とはただ押し付けるエゴではないのか…
冥王星が射手座にあって衝突してくれるので、完璧な人なんていないんだな〜という学びに繋がってると思います。
ちなみに私の冥王星は「MCの支配星」であり「カルミネート天体」であり「ベストプラネット」です。(要素が多い)
「カルミネート天体」とは一番MCに近い天体のこと。
「ベストプラネット」とは、カルミネート天体かつ、ソフトアスペクトが一番多い天体を指すそうです。(太陽以外は全てソフトアスペクト)
私の冥王星さん強すぎますね。
こりゃ逆らえませんね。
正直、心を病んでいた時期もありますが、それがホロスコープを学ぶ前だったので、学んでからは逆にもう「そういう星の元で生まれちゃってたか〜」って感じで答え合わせになりました。
※こんなこと書くと冥王星に対して、「怖い、今からどうなるんだろう」って思う人いるかもしれませんが、本当に怖い冥王星だったらもう既に影響されてドン底にいますし、ドン底に落ちたなら後は這い上がるだけなんです(破壊のあとは再生されます)。
今何ともないのなら、ちゃんと冥王星の意思を汲んで味方にして生活ができている人なので、今後も何の問題もないです、そのままでいてください。
次に月と天王星
月に対して天王星が90度になっていると、親しくしていたのに急に離れたくなるらしい
個人的にも、確かにな〜と思うことがあります。
私の月は3ハウスにあるので、近い場所や兄弟姉妹、コミュニケーションに表れます。
私には妹がいますが、全く不仲ってわけじゃないけど仲がいいかというとわからないし、喧嘩もしないし…もしかしたら姉妹というよりクラスメイトくらい他人行儀かもしれません。
でもそれでいいんです。
こういう星の元で生まれたからと受け入れているのもそうですが、星とか占いとか関係なく妹のほうもそのような距離感で問題ない様子なので。大体、おはようおやすみの挨拶しかしてない気がします。でも嫌われてるとかではなく、話題があれば何時間も話すこともあります。(文章にするのすごく難しい)
余談かもしれませんが、散歩が続きません。たまに歩くとものすごく気持ちいいんですが、それで満足してまあいっかと億劫です。まあこれは天王星の影響とか関係ないかもしれませんけども…
月のサインは牡牛座。
本来なら感覚と物質が大事なサインですが、私はあんまり牡牛座っぽい月じゃありません。
よくよく思い返すと幼い頃(月の年齢域は0~6歳頃)は毛布を大事に持っていたところ、母に汚いからと洗濯機に放り込まれて大泣きしたことはあります笑。
あとは就寝時にふかふかの毛布があれば気持ちよく寝れるな〜という具合です。
美味しい食べ物は好きですが、そんな積極的に求めることはなく、毎日同じ食事でも栄養が取れたらいいかなと思う感じです。
それで思い出したのですが、インターネットでディストピア飯としてカロリーメイトなどの栄養食ばかり並べた食事をよく見かけますが、いつも天王星とか水瓶座っぽいっな〜と思います。
私はそこまで行くとちょっとツラいので、牡牛座サインの美味しいものが欲しい感覚はギリギリちゃんとありそうです。
水瓶座の天王星が月に90度で衝突することもそうですが、私の天王星は「統治星」であり「上昇星」でもあるため、月より天王星の方が影響力が強めです。だからこそ牡牛座サインが弱い。
「統治星」とは、アセンダントの支配星のことで、文字通り天体の中でのリーダーです。
「上昇星」とはアセンダントの前後5度ぐらいまでにある天体のことを指す、重要な星です。
私の天王星さんも強いですね。
さらに、天王星のサビアンシンボルを見ると「予期されなかった突然の雷雨」となっていて、自分ではどうにもできないことを、どうしても受け入れざるおえないという感じがマシマシになります。
というわけで、我らトランスサタニアン三銃士の中で最弱なのは海王星です。
アウタープラネットピープルの必要条件のみで見ると、海王星はMCに60度、太陽に135度(マイナーのハードアスペクト)となっています。
海王星については、また別の機会に書くとします。
※ハーモニクスで見ると火星とピッタリ180度なので、偶数の図で発芽天体となったり、ヘリオでは水星と0度となったり、など重要になってきますが、ややこしいのでネイタル(出生図)だけ見ます。
人生のお手本をくれ〜!と思いますが、実際にアウタープラネットピープルにはお手本なんてなく、その代わりにこの強い星たちが導いてくれるはずなんです、きっと
そう信じています。